2015年11月30日月曜日

保津峡のトロッコ列車と保津峡川下り。

今年の京都紅葉は残念でしたが、それでも魅了的な京都です。今日は嵐山界隈を散策して来ました。嵐山は見所満点の所で何処に行っても絵になる風景が迎えてくれます。
今回はトロッコ列車保津川下りのコラボの紹介です。
保津川下りは今みたいに下って来た舟をトラックで運べない時代は手で引いて亀岡まで上がりました。その名残の船曳道を少し進むとトロッコ列車と紅葉が撮れる場所があります。運がよければ写真の様に保津川下りとコラボが見れます。
トロッコ列車 保津川下り
トロッコ列車と保津川下り

トロッコ列車 保津川下り
トロッコ列車と保津川下り

2015年11月29日日曜日

一条戻橋

平家物語や源平盛衰記に妖怪話で登場します。また安土桃山時代には利休の悲劇の場でもあります。橋の下は遊歩道になっていて静かに読書したりお弁当を広げるにはピッタリです。
戻橋
春の一条戻橋
一条戻橋看板
戻橋の説明

2015年11月28日土曜日

在りし日の白川児童プール

昨日の記事で触れたので行って来ました。今年の京都の紅葉は遅れている上に今イチの気がしています。因に今年は2009年を超えるボジョレーヌーボーが当たり年らしいので、関係が気になると所ですねw。
琵琶湖疎水からの白川に戻る水門。
一旦琵琶湖疎水と合流してここからもう一度白川に戻る場所ですね。
水量調整の板を差し込む切れ込みが当時を思い浮かべさせられます。
白川に戻った直後に水門跡があります。
下流から見るとこんな感じですね。
鉄製の梯子
上り下りの鉄製の梯子が設置されています。
鉄製の手すり
鉄製の手すりも残っています。
白川児童プールのあった場所。
夏は歓声が木霊していたんですね。
白川児童プールの終点。
白川児童プールの終点の堰。
何時か復活してほしい京都の歴史遺産ですね。
木々に隠れて石碑を発見しました。
撮影のついでに少し白川の流れも撮影して来ました。
白川の終点です。
四条大橋北側にそそがれる白川の流れ。
南禅寺西側を流れる白川。
 花崗岩が砕けた白石が敷き詰められた川底。
京都市動物園の地下に流れ込む白川。
琵琶湖疎水に向けて流れ下る白川。

白川の柳並木


観光客に白川と聞けば祇園白川の事を思い浮かべるかもしれません。そしてそれは平安神宮大鳥居(神宮道)を少し下がった所から琵琶湖疎水に別れを告げて四条大橋北側辺りで鴨川にそそがれる間を指す気がしています。その流れの中で知恩院西側の並木の紹介です。今は琵琶湖疎水があるので水量も一定に保たれ奇麗ですがそれ以前はどのように水を引いていたのか興味がある所ですね。
一本橋
中央の石橋は一本橋。
奥に見える山並みは比叡山ですね、白川の源流(賀県大津市山中町)はあの山並みの何処かにある様です。現在も北白河の地名にしっかり残っています。
夏は水遊びをする子供達のにぎやかな声も聞かれます。琵琶湖の水がもう少し奇麗だった頃はこの上流に夏限定で天然のプール(白川児童プール)もあったのですが復活しないかな。詳しい話は又何時か。

2015年11月27日金曜日

十三まいりの頃の法輪寺

通常「十三詣り」は小学校を卒業して中学校に入る前の春に集中するため紅枝垂れ桜とたくさんの着物姿の少女達のコラボレーションが見られます。全国的にはあまり知られていない風習ですが、渡月橋を渉るまで振り返ってはいけないとかは何処か日本昔話の世界みたいで素敵です。
十三詣り
法輪寺山門


秋の清水寺金堂

京都の紹介でここは外せないスポットですね。春は桜、夏は青もみじ、秋は紅葉、冬は冬枯れと季節を問わない美しさ。
清水寺 紅葉
清水寺金堂

八坂の塔と舞妓さん

京都市内には東寺を筆頭に仁和寺醍醐寺八坂の塔と4つの五重塔があります。境内の外から見られる五重塔は東寺五重塔とここ八坂の塔です。
しかも八坂の塔だけ五重塔が付きませんね、それだけ親しまれているのでしょうかね。360°何処からでも見る事が出来る東山には欠かせない存在です。
八坂の塔
晴天の姿、夕焼けをバックにした姿や夕日に照らされた姿、そしてライトアップされた姿と何時撮っても素敵です。春は体験舞妓さんと紅枝垂れ桜が花を添えてくれます。

祇園白川巽橋

祇園白川南通りから切り通しに向かうとき通る極小さな橋。喧騒から離れている関係で多くのTVドラマ、旅番組、映画に登場する京都を代表する京都の中の京都です。観光客の言葉を借りると「京都っぽい」「京都らしい」所ですね。
巽橋より見た祇園白川

秋の祇園白川巽橋

巽橋と切り通し

臥雲橋からみる紅葉の通天橋

紅葉の時季は朝早く参道は人の波で埋め尽くされます。ただ通天橋からの眺めよりもここ臥雲橋からの方が断然奇麗ですね。

紅葉を映した広沢池

大沢池の少し西側に広沢池があります。紅葉の時季でも観光客とは無縁の場所です。鳥の撮影の聖地で鷺や猛禽類を目当てに大砲の様なレンズが池を狙っています。
写真の建物も私有地の為近づく事は出来ませんが、池に紅葉が溶けた姿は日本の原風景を見る様です。

広沢池
広沢池


猛禽類
ハヤブサでしょうか?

西寺跡と羅城門址

東寺五重塔の紹介で西寺羅城門に触れたので写真を撮って来ました。今日は北風が強く冷たくこの風で紅葉の見頃が少し早くなるかのです。
では先ず西寺跡から今は「唐橋西寺公園」になって保存されています。
公園入り口

出土した基礎石?

西寺跡の石碑

西寺跡の丘


次は羅城門跡の今です。本当に小さな公園になっています。説明文にもある様に場所は確定されていません。5,6,年前かに公園に隣接するマンションが建てられたのですが建設の為5mぐらい掘られていたとき覗き見したのですが、やはりそれらしい痕跡は見当たりませんでした。


嵐山大堰川の遊覧船

亀岡から保津川下りと共に流れてきた流れは嵐山に辿り着くと大堰川になり渡月橋を渉る頃から桂川と呼ばれる様になります、そして三川合流宇治川木津川と合わさり淀川の流れになり大阪湾にそそがれて行きます。
多分大堰川と呼ばれる区間は1km程度かな?でもその区間は平安の時代から現在に至るまで日本有数の観光名所になっています。その流れに乗って幾つもの屋形船が浮かんでより一層風景に深みを与えています。
保津川下り
嵐峡上流より撮影

屋形船
後ろの山は小倉山です。

秋の大堰川の風景

伏見桃山城模擬天守

伏見桃山城キャッスルランのシンボルとして近鉄洛中洛外図を参考にして建てられたとのこと。また東映が映画撮影の舞台として使う為に外装の飾りをリニューアルしています。(感謝)現在は京都市が所有して市民の憩いの場となっています。有料駐車場はあるのですが公共交通の不便さから市外からの観光客もほとんど訪れる事がない静かな所です。
伏見桃山城文字天守
左模擬小天守、右模擬大天守。
元々指月伏見城があった所は伏見桃山陵になっています。「ちょっと(東京に)行って来る」と仰られた京都市民との約束通り帰って来られたのですね。


2015年11月26日木曜日

不二桜と東寺五重塔

八重紅枝垂れ桜(不二桜)と東寺五重塔のコラボも春の楽しみです。満開の不二桜の妖艶な美しさは五重塔と相まって唯一無二の存在です。
八重紅枝垂れ桜と東寺五重塔

山吹の咲く松尾大社

松尾大社境内を流れる小川脇に群生の山吹が咲き乱れるます。百年前も千年前も咲いていたんですよね。
松尾大社山吹

長岡天神キリシマツツジの参道

長岡天満宮の参道が満開のキリシマツツジ埋め尽くされるこの時期はまた筍が美味しい時期でもありますw。
阪急長岡天神駅やJR長岡京駅から長岡天満宮を目指して歩くと湯でた筍や朝取り筍を軒先等で販売しています。また八条ヶ池に浮かぶ錦水亭で絶品筍料理が味わえる筈です。(食した事がないのでw)
キリシマツツジ

水面に映ったシンメトリーな東寺五重塔

平安時代平安京内には寺院を建てる事が禁止されていたようで、唯一羅城門の左右に東寺と西寺が建てられました。
今は平安京も羅城門も西寺も失われて奇跡に近い確率で東寺五重塔が立っています。

青空と伏見稲荷大社楼門

欧米の観光客に特に愛されているお稲荷さんの総本山。JR稲荷駅改札を出てすぐの好立地。(マンションのCMみたいだ)青空をバックに稲荷山を背にしたその姿は比べるものがありません。秀吉、淀殿、家康と桃山時代を生きた人々の想いすら今に伝えます。(力入れ過ぎw)
京都の社寺仏閣が今も豪華絢爛なのは淀殿が秀吉さんの莫大な財産を湯水のごとく使い切ったからなんですよね。今で言うと大規模公共事業ですね、そのために豊臣家は滅亡したのですが。アメリカの大手旅行雑誌「TRAVEL+LEISURE」で訪れたい世界の都市ナンバーワンにも選ばれた京都の陰の立役者と思うのですが歴史は非情です。(私の勝手な解釈ですので悪しからず)
京都には上賀茂神社下鴨神社八坂神社清水寺と名だたる楼門がありますが、ここ伏見稲荷大社の楼門の風景もお気に入りの一つです。

伏見稲荷大社楼門
トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の観光スポット」で2014,2015年と二年連続で一位。


紅葉の二年坂(二寧坂)

季節を問わず観光客で賑わう清水寺参道。五条坂、茶わん坂、三年坂、八坂坂、その中の一つに二年坂があります。
その中で秋の紅葉と二年坂は絶景です。
石畳と石段で構成された坂道でお店の看板(洋物)を除けば大変美しい町並が見られます。
秋の二年坂
最近は特に海外の方が増えた関係で写真を撮るのも一苦労です。

石塀小路と着物姿

八坂神社から清水寺方面に伸びる寧々の道。その寧々の道と下河原通を迷路の様に繋がっている道が石塀小路です。日本発の路面電車軌道の敷石を使った石畳が風情を引き立てますね。最近は海外の観光客が多くなりましたが、それでも静で風情のある京都があります。変身された舞妓さんや着物姿の女性をより一層引き立てます。


この場所も映画やCMなどで良く登場しますね。
石塀小路
高台寺方面から石塀小路への入り口。
石塀小路と変身舞妓さん
変身舞妓の女性。



祇園新橋切り通し

祇園新橋切り通し」一般の観光客がこの呼び名を口にする事は少ないと思うのだけど、私の一番好きな所の一つです。(この表現英語の影響よね)
春夏秋冬いつ訪れても素敵な光景が迎えてくれる場所は京都でも数少ないかな。京都らしいとか京都っぽい所を探されていたら私が真っ先にお勧めする場所はここです。
祇園新橋保存地区
人力車が行き交い体験舞妓の観光客や結婚式の前撮りで賑わい、修行中の舞妓さん仕込みさんが稽古に出かける姿を見かけたりTVドラマや旅番組、映画の撮影も頻繁に行われる正に絵に描いた様な京都を代表する風景ですw。

祇園新橋巽橋

現在祇園白川南通になっている場所も戦後まで沢山のお茶屋さんが軒を並べていたそうです。その中には吉井勇夏目漱石谷崎潤一郎ら有名作家や歌人、画家が多く訪れたお茶屋の大友もあったのに残念です。